たまごコラムcolumn

お酒好き必見。【たまご】が肝臓にやさしく二日酔いも防いでくれる!UPDATE. 2020.8.31

 

こんなに暑い日が続くと、ついキーンと冷えたビールがおいしくて、アルコールを摂る量が増えがち・・・という人も多いのではないでしょうか?

 

昨今の新型コロナ禍の影響で外出先での飲み会を控えている人も多いと思います。外で飲めないぶん「家飲み」「オンライン飲み会」などが増えると、帰りの電車やタクシーを気にしなくてもというのもあって、最近何気に酒量が増えつつあるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

実際に私も外出先での飲み会はめっきりと減りましたが、そのぶん家でおいしい料理を作り、ゆっくりお酒を飲む機会が増えているような気がします。

 

そして飲みすぎた翌朝に訪れる「二日酔い」。飲みすぎると、

 

「お酒は好きだけど飲みすぎると、やっぱり二日酔いはつらい」

「お酒は飲みたいけど、そろそろ健康にも気をつけなきゃな」

 

と後悔してしまうこと、お酒好きであれば誰しも経験はありますよね。

じつはそんな方にとって【たまご】が、とてもいい役割を果たしてくれるんです!

そこで今日は、お酒を飲む人に知っておいていただきたい、【たまご】とお酒のよい関係についてお話したいと思います。

 

なぜ二日酔いは起こるのか?

 

 

【たまご】が、お酒を飲む人にとってもよい役割を持っている話をする前に、そもそも「二日酔い」は、なぜ起きてしまうのかご存じでしょうか。

いろいろな要因がありますが、二日酔いになるか回避できるかは、お酒の「量」が関係しています。「適量」程度に飲めばお酒はリラックス効果や動脈硬化を抑える働きをもっていますが、飲みすぎると二日酔いになります。

 

アルコールが体内に入ると分解され「アセトアルデヒド」という物質が発生します。お酒を飲みすぎてしまうと、体内はこの悪者であるアセトアルデヒドの分解が間に合わなくなってしまい、結果的に頭痛や吐き気、呼吸が早くなるなど二日酔いの典型的な症状を引き起こすのです。

 

アルコールは飲めば飲むほど体内から消える時間が遅くなる!


ちなみに、アルコールが体内から消失するスピード(よくいう「お酒が抜ける」というものですね)は、瓶ビール中ビン1本で男性では2.2時間、女性だと3時間かかるといわれていて、厚生労省もコメントをしています。

 

飲酒後血中濃度のピークは30分~2時間後に現れ、その後濃度はほぼ直線的に下がります。アルコールの消失(分解)速度は個人差が非常に大きいことが知られていますが、その平均値は男性でおよそ1時間に9g、女性で6.5g程度です。アルコールの吸収や分解には多くの要因が関係しています。

厚生労働省  e-ヘルスネットより

 

つまり2本飲めば男性なら4時間以上、女性は6時間もかかるんです。

 

しかもこれはあくまで目安ですのでお酒の強い人、弱い人によって分解のスピードは異なってきます。いずれにせよ楽しいからといって飲みすぎると、翌日は辛いことになってしまう可能性は高いってことですね。

 

【たまご】に含まれる「アミノ酸」がアルコールから肝臓を守ってくれる

 

 

そこで、つらい二日酔いを防いでくれるのが【たまご】。

たまごに含まれているアミノ酸の物質が、二日酔いの原因である「アセトアルデヒド」を分解する酵素の働きを活性化させてくれるのです。

体内に欠かせないアミノ酸がめちゃくちゃ含まれています

 

たまごには、私たちが生きていくうえで必要なタンパク質をつくるための「アミノ酸」が豊富に含まれています。

20種類ほどの成分で構成されている「アミノ酸」は、体内で作られる「非必須アミノ酸」と、必ず食事などで補わないといけない「必須アミノ酸」に分けられます。

 

この2つのうち「必須アミノ酸」である【メチオニン】が体内に入ると「Lシステイン」という物質が生成され、肝臓がアルコールやアセトアルデヒドを分解する働きを助けてくれ二日酔いを早く解消してくれたり、予防してくれるのです。



たまごの「タンパク質」や「ビタミンB群」は肝臓を修復するだけでなく丈夫にします!

 

たまごはご存じのように「ほぼ完全な栄養食」であり、良質なタンパク質が豊富。

アルコールで負担のかかった肝臓を修復するうえで、良質なタンパク質の摂取はとっても重要です。

さらに、たまごに含まれているビタミンB群は、肝機能を正常な状態へとしてくれる働きもあるので、お酒を飲むときの肴(一品)には、たまごをつかったメニューを積極的に取り入れるとよいでしょう。

 

お酒を飲むときにオススメなたまご料理

 

たまご料理と一緒にいただくお酒の種類や、お酒を飲むシチュエーションによって、たまご料理のレシピは実にいろんなものがあると思いますので、ご家庭などでお酒のお供に合いそうな一品を作ってみてください。

 

ちなみに、手軽にササッと作れるメニューを一品ご紹介しましょう!

 

たまごとトマトと干ししいたけの炒め物

 

たまご_お酒_04

豊富な栄養素がたっぷが含まれているたまごと肝臓によいとされるキノコ類(干しシイタケ)や、たまごに含まれていない栄養素「ビタミンC」が豊富なだけでなく、アルコールの分解を促す作用もあるトマトを炒めるだけの簡単レシピです。

 

【材料(2~3人分)

 

たまご 2個

トマト 2個

干しシイタケ(今回はスライスしたもの) 適量

マヨネーズ 大さじ2

オリーブオイル 適量

塩コショウ 適量 

 

【作り方】

①トマトはざく切り、干しシイタケ事前に水戻ししておく。

②たまごをボウルに割り入れ塩コショウ、マヨネーズ大さじ1を加え混ぜ合わせておく。

③フライパンにオリーブオイルを敷き干しシイタケとトマトを炒め、さらにマヨネーズ大さじ1を加え炒める。

④③の具材をフライパンの端に寄せ、空いたところに②を加え、全体にからめるようにして軽く混ぜ合わせながら軽く炒める。

⑤仕上げに塩コショウで味を調えればできあがり。

 

私ども藤野屋のたまごと、竹田市久住町の新鮮なトマトや竹田の名産品でもある干しシイタケを使った、地元産の自然のめぐみで簡単に作れる炒め物です。

よかったらぜひお試しを!

 

食べずにお酒を飲むのはNG

たまご_お酒_03

 

お酒を飲むときに「たまご料理」を一緒に味わうことは、肝臓によいだけでなく酔っぱらうことを防いでくれることにもつながります。

よく喉が渇いたからと、空腹の状態でアルコールを飲む人がいますが、空腹でアルコールを摂ると胃から小腸、肝臓へとすぐさまアルコールが届き、酔っぱらう原因に。

 

なので必ず飲むときは食べるというのをお忘れなく!

しかもその際に食べるものがたまご料理なら、なお肝臓にも優しくてよいと覚えておくとよいかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

【たまご】は健康に必要な栄養がたっぷり含まれているだけでなく、お酒好きな人の体をサポートしてくれることがお分かりいただけましたでしょうか?

 

お酒を飲むときに、ついつい脂っこいものや味付けの濃いものばかりを食べると、お酒の量も必然的に増え、翌日に「地獄の二日酔い」に見舞われてしまいます。

楽しく、可能なら健康にも少し気を配りながらお酒を楽しむためにも、たまごを使った料理をぜひお酒の席に並べてみてはいかがでしょうか?

 

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