藤野屋新聞Smile&Newsnewsletter

Iターン移住して養鶏業界へ。良いたまごを確実に届けるために奮闘する、GP工場のリーダーUPDATE. 2023.3.15

GP工場 工場長 岡田さん

GP工場 工場長
岡田 耕治

 

Q:藤野屋に入社したきっかけは?

 

私は神奈川県出身なのですが、Iターンで藤野屋に入社しました。今年で入社27年目と社内でも古株です(笑)。大学卒業後、地元・神奈川にある大手自動車メーカーに就職したものの、仕事にやりがいを感じられず退職。

 

その後、Iターン・Uターンの求人誌で農業や畜産業の仕事が載っているのを見かけ「面白そうだなぁ」と思っていたところ、求人誌の参加企業が東京で企業説明会をやるということで行ってみたんです。すると藤野屋のブースがあり、いろいろ話を聞くうちに「行ってみたい」と思いすぐに大分へ行き、入社を決めたのがきっかけです。

 

 

Q:おもな仕事内容を教えてください。

 

現在、農場から集められたたまごを洗浄や殺菌、計量やパック詰めをし最終的にたまごを市場へ販売するために製品化を行う「GP工場」の工場長として、製造管理やスタッフの管理を行っています。

 

製造管理やスタッフの管理をする様子

 

 

Q:業務で大変なことや、心がけていることはどんなことですか?

 

GP工場は一週間の工程に波があるのではなく、均一にすることが大切。1週間の仕事量をきっちりと決めると、スタッフもやることが明確になり生産性も落ちることがなく、工場内がスムーズにまわるからです。

 

ただ、どうしても畜産物なので日々生産量に変化があるため、これまでやってきた経験をもとに「今日はこのくらいのペースでいこう」というのを考えるのは少々大変です。そのためにも、営業部ともコミュニケーションをとるなどして情報を集めて、製造現場を動かすことを心がけています。

 

工場の様子

 

また、今16名いるスタッフがスムーズに作業するために、業務を理解して動いてもらうことにも気を付けています。戸惑いや不安な点がない状態にしておいてあげないと、どうしてもミスやロスタイムにつながるので。工場は時間との勝負な面も大きいので、そこも気をつけますね。

 

 

Q:Iターンされて27年。九州での暮らしはどうですか?

 

現在私は、藤野屋からもほど近い熊本県に住んでいます。私自身、20代にIターンして移住し、地方での暮らしにももう、すっかりなじみました。都会での暮らしよりも自然に囲まれて生活するほうが、自分に合っているなと思っています。


最近はあまりいけていませんが、ここ数年前から山登りにハマっています。あとはお酒が大好きなので、家でゆっくり焼酎を飲むことが何よりの楽しみです(笑)。

 

 

Q:最後に、今後の抱負などあれば教えてください。

 

GP工場も10年前とくらべると、格段に性能もよくなり生産性も効率も上がりました。今の状態になるまで自分も含めたスタッフで、改善に改善を重ねてきました。そして考えた解決策が実現できて、工場の機能が向上するという部分に、私自身やりがいを感じています。

 

機械を操作する岡田さん

 

手前味噌ですが、弊社のGP工場の製造精度やスピードは、日本の養鶏場にあるGP工場のなかでもトップクラスだと思います。しかしまだまだ磨きをかければ、より良い状態になると思っているので、今後も工場の生産性や効率の向上にはチャレンジしたいです。

 

出荷前の卵パック


あとは自分も含め、世代交代の時期が訪れたときに、若い人材に負担のないような環境や仕組みを作っていきたいと思っています。

お問合せはこちらへ

藤野屋の商品に興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください