たまごコラムcolumn

「秋バテ」の体を助ける「たまご」。夏から秋に安心・安全に味わうポイントもUPDATE. 2024.8.22

 

今年の夏も酷暑が続きましたね。とにかく「暑い暑い」と言わない日がなかった今年の夏。


オリンピックに高校野球も熱戦が続き、さらに夏休み、お盆と、正直体もバテバテ。世の主婦(主夫)の方の中には、ホッとすると同時に疲れがドッと出てきている方も多いのではないでしょうか?

 

ようやく朝晩は涼しくなってきていますが、まだまだ日中は暑い日々が続きそうですね。

 

この夏の酷暑。つい、冷たいも食べ物や飲み物を多く摂ってしまうため胃腸に負担がかかったり、冷房と外気の温度差などにより食欲不振、だるさなどを招くのが「夏バテ」になってしまった方もいると思いますが、さらにこれからの時期、夏バテの不調を秋以降も引きずってしまう「秋バテ」に見舞われる人も多いのです。

 

 

秋バテの原因とは

 

夏は暑さのため基礎代謝が高まりますがその分、タンパク質も多く消耗します。さらに発汗する場面も多く水分やミネラル、ビタミンなども不足になり、栄養状態が悪くなってしまいます。そしてタンパク質など、体に必要な栄養素の供給が追いつかず、バテバテな体になってしまうのが「夏バテ」です。


さらに、夏バテになってしまった体を回復することができないまま、秋に突入してしまうと「秋バテ」が起こってしまうのです。

 

また、秋バテのもう一つの原因は、気候も関係があるようです。秋は朝晩の気温差が大きくなったり、天気も移り変わりすることが多く、自律神経に不調を起こしやすくなるのです。

 

 

残暑で疲れた体を助ける!たまごの栄養素

 

 

「秋バテ」を予防・解消するために必要なのは、睡眠や適度な運動などもありますが、食生活はとっても重要。夏バテ同様、ミネラルやビタミンのほかタンパク質をしっかりと摂ることが大切です。そしてぜひ摂り入れてほしいのが「たまご」なのです。

 

たまごは「タンパク質」を豊富に含む食材。タンパク質は体内の血液や筋肉をつくるうえで不可欠な栄養素で、たくさんのアミノ酸から構成されているのですが、たまごには、アミノ酸のなかでも食物からのみつくられる9種類の「必須アミノ酸」がすべて含まれているんです。

 

 

タンパク質だけじゃない。他にも「秋バテ」にも良い栄養がたっぷり

 

たまごにはタンパク質だけでなく、不調をリカバリーしてくれる栄養素が豊富に含まれています。

 

質の良い「脂質」

「脂質」というと、ダイエット中の方などは特に「あまりよいものではないのでは?」とイメージされがちですが、実は疲労を回復し、体を作るうえでは脂質も大切。たまごに含まれる脂質はとても質の良い脂質なのです。「オメガ3」や「オメガ6」のほか、「α-リノレン酸」や「オレイン酸」といった体に良い栄養成分が含まれています。

 

ビタミンCを除く豊富な「ビタミン群」

たまごには「ビタミン」も豊富。タンパク質や脂質の代謝を支える役割を担うビタミンB2やB12をはじめ、免疫力を高めるビタミンA、E、骨の健康維持やミネラルの代謝にも良い作用をもつビタミンDなどをバランスよく含んでいます。
唯一、たまごに含まれていないビタミン群が「ビタミンC」なので、たまご料理に緑黄色野菜や果物などを取り入れるとよいでしょう。

 

卵黄に多く含まれる「鉄分」

成長期のお子様や妊娠期の方などに不足しがちな栄養素「鉄分」が、卵黄に多く含まれています。また鉄分を含んでいるだけでなく吸収を高める作用も、持ちあわせている、優秀な食材なのです!

 

 

夏から秋の夏バテを防ぐ、食べ方のポイント。安全な保存法も。

 

「秋バテかな?」という方も予防したい方にも、たまごの栄養が、お疲れ気味の体に大いに役立つことは、少しお分かりいただけたのではないでしょうか?

 

次はしっかり、安心・安全にたまごの栄養を摂っていただくために、気を付けていただきたい保存方法や味わい方についてお話しします。

 

秋バテの解消のたまご料理のポイントは「温かいもの」

 

 

「秋バテ」を解消・予防するために、たまごを日々の料理に利用するうえでのポイントは、温かい料理にして味わうこと。冒頭でもお伝えしたように、夏に冷たい食事を摂ったことで胃腸が冷え、不調を招いている人も多いはず。残暑は続きますが、暑いからこそ体を冷やしすぎず温めることを意識してください。「たまごスープ」や「天津丼」など、温かい調理でたまごを摂ることを心がけ、体を冷やさないことを心がけましょう。

 

また、暑さも少しずつ和らいできたとはいえ、食品の取り扱いは注意すべき季節。弊社がつくるたまごは、徹底した衛生・品質管理、輸送方法にも細心の注意を払い作っていますので安心してお召し上がりいただけます。


しかし、自宅での保存方法や賞味期限、食中毒の心配を気にされる方はあえてこの時期は生食を避け、しっかりと加熱調理することをオススメします。

 

 

続く残暑。たまご購入後の保存の仕方について

 

たまごは温度変化に敏感な食材。基本的に10℃以下での保存が望ましいので、帰宅後はすぐに冷蔵庫へ入れていただきたいです。さらに冷蔵庫での保存場所にもポイントが!


つい、冷蔵庫のドアポケット部分に収納しがちですが、たまごを長持ちさせ安全な状態で保存するには、開閉による温度変化のあるドアポケットではなく庫内での保存がオススメです。

 

結露に注意!

 

 

温度変化に弱いたまごですが、実は「結露」によって傷みやすいという性質をもっています。たまごの表面には、空気の出入り口的な役割をもつ「気孔」という穴があるのですが、気温や湿度による結露ができてしまうと、気孔を通じて雑菌が入りやすくなり、たまごが傷みやすくなってしまうのです。


できるだけ気温差のない状態を保ちながら持ち帰る、ということを意識しておくとよいでしょう。そのために、暑い時期に帰宅時間が長くなるなどの場合は、状況に応じてスーパーなどに置かれている氷を活用するなどするとよいかもしれません。

 

夏や初秋の暑さに限らず、これらを習慣化すると、常に安心・安全な品質でたまごを味わうことにもつながるので、ぜひ実践してもらえたらと思います。

 

 

秋バテ知らずの健康な体になるために「たまご」を活用しましょう

 

 

今回はたまごが「秋バテ」の体に役立つことや、オススメの食べ方、保存方法についてもお話しさせていただきました。

 

健康を維持するのに役立つ栄養素がたっぷりなたまごを、安心安全に味わっていただき、疲労回復に役立てていただければ幸いです。

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