鶏卵事業部 部長 井上徹郎
Q.藤野屋に入社したきっかけは?
関西の大学卒業後、大分の養豚会社で豚の飼養管理の仕事をしていました。そのころから仕入れ先や消費者が見える、営業の仕事をしてみたいとは思っていたところ、縁あって、藤野屋へ入社したのがきっかけです。今年で入社して14年になります。
Q.どのような業務を行っていますか?
鶏卵事業部は簡単に言うと大手スーパーや小売業者さんなど、また時には同業者である他のたまご屋さんにたまごを販売する業務を行っています。加えて「販売する」だけでなく、たまごのパック業者や原料(産まれたばかりのたまご)の交渉をはじめ、取扱い頂くお店のバイヤーさんや店主の方との交渉など、かなり守備範囲の広い業務です。
おそらく社内でも外部の人との関りが多い部署だと思いますし、普段は外回りが多いので、日中はほとんど会社にいないことが多いですね。
Q.業務のなかでどんなときにやりがいを感じますか?また大変な点は?
「たまご」は鶏のコンディションなどにより出荷量が変動する商材なので、出荷量と生産量のバランスを保つことがむずかしい部分です。たまごが余り過ぎたり、足りなかったりすると結果的に消費者に提供する「価格」や「鮮度」に影響してしまうので。
また、たまごは他社商品との差別化がむずかしいので、スーパーのバイヤーさんなどにうちの商品を選んでもらうためにどうアピールするかもむずかしい点ですが、営業としてのやりがいでもあります。
Q.休日の過ごし方などを教えてください。
じつは僕は藤野屋での仕事とは別に実家が営んでいる宿泊業も手伝っている、いわゆる「ダブルワーク」を行っています。
平日の日中は藤野屋の業務を行い早朝や夜、休日などは家業を行っていますので、正直オンとオフの境目はあまりないですね。忙しい毎日ですが、僕自身慌ただしく仕事に取り組んでいるのが好きな性分かもしれません(笑)。
ダブルワークが可能な今の職場には本当に感謝していますし、自分のようなちょっと珍しい!?働き方も可能なんだ、っていうロールモデルになれたらと思ってます!
Q.仕事について今後の課題、目標は?
竹田の大自然という良い環境で、生産から配送までを行っている「安心・新鮮なたまご」というのがうちのたまごの最大の魅力です。この良さをもっともっと多くの企業や店舗に浸透させて販売していきたいと思います。