清川分場 場長
後藤幸雄さん
Q:現在どんな業務をしていますか?
藤野屋の養豚場は「繁殖農場」と「肥育農場」があります。繁殖農場で生まれ育ち、離乳した生後70~77日の豚は肥育農場へと移され、出荷できる期間まで肥育農場で育てていくのですが、現在この肥育農場で農場の管理を中心に良い状態で出荷できるよう、豚を育てる仕事をしています。
具体的には豚舎の清掃や飼料を与えたり、出荷の準備などを4人体制で行っています。
養豚の仕事は「きつい」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、うちの農場は、全国的にみてもトップクラスの最新の機械を導入し、飼料管理などもフルオートメーションで行っているのでかなり効率的に作業でき、スタッフに負担がかからないような仕組みになっています。
Q:藤野屋に入社したきっかけを教えてください。
実は私は40代で入社し、まだ入社3年目です。20代は関西で全くの異業種に勤めていましたが30歳の時、私の出身地であり今の住まいがある、豊後大野市三重町にUターンし、伯父が営む養豚場に約20年勤務しました。その後、中津市耶馬渓でも養豚場で働いていました。養豚業界20年以上になります。
藤野屋に入社したきっかけは、耶馬渓の養豚場に勤めていた時、単身赴任のようなスタイルで生活を送っていたんですが、家族と一緒に過ごすことを重視したいと思っていたところ、それまで自分がやってきた経験を活かせるご縁をいただき、勤めることになりました。
Q:仕事でやりがいを感じるのはどんな点ですか?
長年この仕事をしてきて、一番やりがいを感じるのは、自分がやってきたことが成果につながるところです。生き物が相手の仕事なので、大変なこともありますが、良い豚を育て上げるために地道に取り組んだぶん、良い豚が育って出荷できたときは満足感があります。今はスタッフの管理なども任されているので課題もありますが、自分の経験を活かして頑張らないと、と気合いも入ります!
Q:藤野屋に入社して以前と変化はありますか?
一番変わったのは、家族とゆっくり時間がとれるようになったことです。以前は、単身赴任のようなスタイルでしたし、休日返上で仕事することも多かったんですが、今の会社はしっかりと業務時間も決まっているし残業もほぼないですし、休日もしっかりとれるようになり、良い意味で本当に大きく生活が変わりました。
家族のためはもちろん、自分の気持ち的にも以前より、ゆとりをもつことができるようになりました。 現在、3人の子どもがいますがまだ一番下はまだ3歳で、手のかかる時期なのですがとても可愛い盛りで(笑)。子育てにも参加できるのはうれしいですね。
Q:畜産業界を目指そうと思っている方へ一言お願いします!
動物が相手の仕事なので正直、大変なことも多々あります。でも地道に頑張った分必ず成果も付いてくる仕事でもあります。
うちの会社は、畜産業のなかでも管理体制や働きやすさという点では、かなり充実した仕組みになっているので、興味のある若い人はとにかく挑戦してみてほしいです。